3月10日にハリウッドのドルビー劇場で発表される今年のアカデミー賞には、3本の日本作品がノミネートされています。
宮崎駿監督の最新作「君たちとどう生きるか」が長編アニメ賞に、役所広司主演でヴィム・ヴェンダース監督がメガホンを取った「PERFECT DAYS」が国際長編映画賞に、そして山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞にそれぞれ名を連ねています。
また、「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(17年)と「スキャンダル」(19年)で2度メイクアップ&ヘア賞を受賞している日本出身のメイクアップアーティストのカズ・ヒロ氏も、ブラッドリー・クーパーが監督・主演を務めた「マエストロ:その音楽と愛と」で5度目のノミネートを果たし、3度目の受賞を狙っています。
日本作品やアーティストの受賞が期待される第96回アカデミー賞授賞式ですが、これまでも多くの日本作品や日本人がアカデミー賞にノミネートされ、受賞もしています。歴代のオスカー受賞作品と受賞者、また主なノミネート作品・俳優・監督を振り返ります。
